デッサンをある程度本格的に習った方ならば、美術解剖学 もやっていると思います。
(英語ではhuman anatomy 本も出ていますし、ネットでも上記のリンクのように
沢山拾うことが出来ます。)
「それって必要なの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
「どこに何があるのか」を知るために知識なので、知っている方が描きやすいと思います。
例えば足を例にしますと、初心者の方は足のデッサンを描いて頂くと
大抵左の図のようになります。別名「サリーちゃん足」(笑)
足の凹凸や構造が分かっていないため「足って何となくこんな形?」という
形で描いてしまいます。
ところが、足は中央の図のように、実際には骨や筋肉がこんな風にあるものです。
硬い骨の部分に筋肉がどう入り込んでいるのか、それを踏まえた上で描くと
右の図のようになり、左図のようにはならないはずです。
本格的にやれば難しいですが、ある程度の構造を理解するのにはさほど困難ではないので
是非やってみて下さい。
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日本での定番本はこれ。
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やさしい美術解剖図―人物デッサンの基礎/マール社
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